Cipresso of our church members

ありがとう

ハンマーの代わりに

いきなり25℃となり、車内だとパニック状態を起こしかねないほどに
忘れていた真夏の記憶が蘇って、
クーラーの風を顔に当てるなどの対応をしましたが、
でも40℃超えるのはまだ先だと思って感謝しました。

ありがとう、ごめんなさい、お願いします。
この3つは人間関係を円滑に進める基本語で、
ビジネスでもよく使われています。

特にありがとうは感謝を表す言葉で、
かつ最も忘れやすい言葉でもあります。
それは人間は他者からして貰った良い事を

忘れやすいという性質を持つからで、
そう断言出来るのは自分を省みた結果だけでもなく、
世間一般的にみても、個人差はあろうが五十歩百歩差程度だからです。

もしそうでないとしたなら、
それはどこかの時点で教育された
意識と理性に言動が伴っているからで、

元々の生まれつきの性質ではなさそうです。
逆に人から裏切られたり、騙されたり、傷つけられたり等は
忘れたくても忘れられないのも事実で、時に厄介な悩みの種です。

これを人間の自己防衛本能を基に考察すれば、
自分に損害や危害を与えた相手はマークして忘れない様にしなければ、
再び被害に合わないとも限りません。

何も人間に限ったことではなく、
熱い物に触って火傷をすれば、
二度と同じ目に合わない様にと自動的に記憶に刻み込まれます。

ところが、親切にしてもらったり、優しくしてもらったり、良くしてもらった事は
別に自分を守る為にと覚えておかなくてもいいわけです。
忘れても再び損害に合うわけではなく、そもそも身の危険とは関係がありません。

とすれば、人間の記憶とは危機感と結びついたシステムでもあるわけです。
よく水没しかかった車から脱出するに、
窓ガラスを砕くハンマーが売れていますが、

もしそういう道具を持ち合わせていなかったら、
ヘッドレストを外せば、
その金具の部分がハンマー代わりになるかも知れません。

もしこの知識が長く記憶に留まっていたとすれば、
それは命に関わる知識として防衛本能が反応した為と考えられます。
つまり記憶力が衰えて来たのは直接老化のせいとも言い切れません。

ただ長年生きて来ると、
若い人よりも人生に対する危機感が希薄になっている分、
防衛本能がさぼり始め、記憶も薄くなっている様な気がするのは確かです。

まあ、学者でも何でもない、一素人の仮説です。
しかし、これまで多くの方々から戴いた
多くの善き恵みの数々を、

忘れて思い出せないでいる自分を、
それでも受け容れることが出来るのは、年の功でしょう。
まだまだ、ありがとうを忘れない様にしたいものです。


By Shinichi Uema
Cipresso of our church members

ブログをメールで購読

Hallelujah
メールアドレスを記入すれば、更新をメールで受信できます。

101人の購読者に加わりましょう

アーカイブ

カテゴリー

タグ

投稿カレンダー

2025年4月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

最近の投稿