
遠征の功績
早朝は小雨が降っていましたが、
徐々に晴れて来て、今夜はみぞれで気温が下がりそうです。
最高8℃と低めとはいえ、夕方までは晴れなので感謝です。
旧約聖書の最後はマラキ書で終わっていて、
新約聖書はマタイ伝から始まりますが、
マタイ伝の始まりはキリストの誕生からです。
旧約聖書の最後から、新約聖書始めまでは
約400年の期間があって、
よく空白の400年などと言われます。
その間世界史的には何があったのかと言えば、
ペルシャ帝国が滅んで
ギリシャから出たアレクサンダーの遠征により、
帝国は世界最大級にまで広がり、
しかし、若くして他界した彼の後を継ぐ子はなく、
部下であった将軍たちの後継者争いが起き、
大きく4つの勢力に分かれて
それぞれが王朝を築きます。
ダニエル書では神があらかじめこのことを
ダニエルに幻で示していた事が書かれていて、
4本の角をもつ雄やぎにそれは象徴されています。
彼らはみなギリシャ人でしたから、
ギリシャ帝国と呼ばれますが、
正式な帝国の名はなかったようです。
そうして必然的に広がっていったギリシャ文化は
ヘレニズム文化と呼ばれるわけですが、
それが滅びるまでの約300年間は
ヘレニズム時代とも呼ばれます。
そのせいで、多くのユダヤ人にもギリシャ語が浸透したようで、
聖書をギリシャ語に翻訳する必要が出たのか、
70人訳聖書と言われるギリシャ語版聖書が出来てます。
旧約聖書はユダヤ人の言語である
古代ヘブライ語で書かれているのですが、
新約聖書がギリシャ語で書かれた理由は
おそらくこの様な歴史背景があったからだと思われますが、
そのおかげで、新約聖書を通じて
イエス・キリストの福音が
或いはパウロの手紙がユダヤ人以外の
多くの人々に読まれることになったのは確かです。
これもまた神の御計画だったのでしょう。