Cipresso of our church members

クライシスが皆のベクトルを一つに向かわせる

エアーNZと全日空

薄曇りで少し寒く感じる程度。
ネットでは今午前9時過ぎで15℃となっていますが
体感温度は少しそれより低めです。

今日から11月。昨日NZへ帰られたNakama兄の直行便は乗客30名だったそうです。
しかも週に一便しか飛んでいませんから、航空会社は商売、上がったりです。
ニュージーランド航空(ANZ)はスターアライアンス加盟です。

全日空(ANA)も同グループなので、同盟関係にあると言えそうですが、
ここにきて全日空もかなり深刻な経営不振に見舞われているそうで
どないかせんと、あかん、ようです。

危機による新たな息吹

こうなると背に腹は変えられないので、これを機にJALと一緒になるかも
などと勝手に思うも、一方であまりにそれは無鉄砲という感は否めません。
しかしフラッグシップが二つも必要ない気もしてきます。

LCCも少しづつ束ねられる様にまとまりつつあるというか、
クライシスが故にライバル意識が薄れて逆に結束が固まりベクトルが同じ向きになって、
一つの危機がむしろ新たな和平を生み出す皮肉はよく起こることです。

つまり人間は意識を変えれば何とでもなるのでしょうが、
その意識を変えるのが、国を変えるほど難しいのも事実です。
ところが有事の際はいとも簡単に人々の意識は変わり協力や結束の行動に出ます。

もし平時の時にこれが出来たら違っていたのに、と思うことも屡々ですが、
なかなかそう簡単に意識をコントロール出来ないのが人間のさがです。
潜在能力を引き出すためには追い込まれた情況を作り出さねばならないのかも知れません。

ドクター中松こと発明家の中松義郎は自宅のプールに飛び込んで
窒息寸前あたりになると良いアイディアが浮かんで来ると言います。
こうなると発明も命がけです。

いずれにせよ、左うちわで胡座をかいているようでは新しいものは何も生ぜず、
新たな誕生の喜びには苦しみも伴うのが常なのかも知れません。
それにしてもJALとANAを合わせるとJANとなってJAPANの略、3レターになるのですが。



By Shinichi Uema
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