
セレンゲイ教会は木の下の教会です。牧師のフィリップ先生のご自宅から50メートルくらいの所に一本の木があります。ここがセレンゲイ教会です。
この木の下に毎回イスを運びテーブルを備え、安息日礼拝及び聖餐式がなされています。
最近はこうして木の周辺に天幕が張られる様になり、だいぶ直射日光を避ける事が出来る様になりました。私が集った初めの頃は強い日差しをまともに受けながらの礼拝でしたので大変でした。肝心の木と言えばしょぼしょぼの枝ぶりで到底日陰など期待出来ません。
ここに集った誰もがなぜこの木なのか、とフィリップ先生に詰め寄るのですが、先生はいつも笑顔でただ一言「ここが神の示した土地です」と。
それもテントの屋根がついた今は少し懐かしい思い出です。いつか誰もがその意味を悟る日が来るでしょう。
視界が開けていて私が数日滞在しているメグミスクールがある辺りも遠くに見えるのですが、車で走ると1時間弱あります。ほんとにどこまでも広いケニアのサバンナです。