
おそろしく普通
今日は曇りの一日、気温は低く寒さが戻って来ました。
一時は夏が来たかと思うほど暑かったので、
今は残り少なくなったこの寒さを感謝しつつ味わっているところです。
気候が変わるに伴って変わるのが食で、
寒い時期に暖かい飲み物はありがたく感じますが、
夏もやはりホットな飲み物をチョイスするのですが、
暑いだけに不用意に体を冷やさぬよう
頭で考えながらのチョイスという感じなので、
今一つ気持ちがそぐわない面があります。
冬はいくら暖かいものを摂っても体調に支障はきたしませんが、
夏は冷たいものを摂り過ぎると支障をきたします。
この違いは人間の持っている熱である体温と関係ありそうです。
つまり体を温めるというのは大事で、
体を冷やさないというのも大事なわけですが、
最近、体の炎症を抑えるのも大事という話を聞き、
それによれば、体の炎症があらゆる不調の原因だそうで、
そうなると何を信じれば良いのか分からないというよりも、
何か一つだけに偏る偏食が良くないのだろうと思われます。
バランスをとるのはあらゆる分野に於いて重要な課題となります。
高価な製品などによく見られる特徴の一つに、
性能などのバランスが整っていて、大して良く感じられない場合があります。
各性能が高次元で整っている為に、
劣っている箇所と比較出来ず、
何が優秀なのか感じられない場合があります。
そんな評価の表現としてよく使われるのは
何も不満がないとか、ストレスを感じないとか、
おそろしく普通だとかですが、
聞いている方にしてみれば、
何を言っているのかさっぱり分からないわけで、
ココが良いとか、素晴らしいとか、特筆すべきとか、
評価点がつく方の製品に引っ張られてしまいます。
ところがその評価点にどれだけ早く飽きるか、
という評価はありません。
ユーザーにとってみれば、この飽きるに怖いものがあります。
ならば、満足状態と飽和状態では違うことになります。
ところが勘違いして満足を求めて飽和を手に入れようとすれば、
いつまでも満足出来ないスパイラルに陥ってしまいます。
そこに製品開発部門は前回より改善された商品を提供してくるので、
暫くの間はそれで満足しているのですが、
それは以前の製品と比較して
新しい製品には具体的に優れた能力が備わっていると
思いこんでいるからに過ぎません。
実際その能力を使っているかといえば、
使っていないことが多く、
または使えないことも多いです。
結局良いものはバランスが整っていますが、
バランスが整っていて良さが見えないこともあり、
おそろしく普通は最高なのかもしれません。