
労働と生活の歌
雪はすでに解けていて、
夕方の5時現在、気温5℃と、とても冷たい中、
ガソリンスタンドで一等10円引きが当たり、感謝です。
昨日お祈りに来られた姉と話をしていたら、
亡くなったご主人がオーディオに凝っていたらしく、
真空管アンプを見て感激しておられ、
またジャズが好きだとのことで、
30年近くも教会を通して繋がっていたのに
そのことを初めて知りました。
周りにはクラッシク音楽を愛する人々は多いのですが、
ジャズの愛好家はほぼ皆無で、
ひょんな所で嗜好が合ったりすると
何となく癒されるから不思議です。
考えて見ればヨーロッパ発祥のクラッシック音楽は
移民と共に合衆国に流れ込み、
一方、何千万人というアフリカ人は
奴隷として合衆国に売られて来ました。
見知らぬ土地での過酷な労働下で生まれたブルースは
いわば、東北地方の田舎で聴く民謡とも似た様な節があり、
しかしブルースには遥か彼方の郷里への哀愁も漂い、
更には、アフリカ大陸から連れて来られた種々の人々が
団結してここで一つになろうとする連帯性をも感じ取れます。
音階も独自なものとなり、
ミに代わって♭ミが、シに代わって♭シが用いられ
この2つの音はブルー・ノートとよく呼ばれます。
低音部を西洋音楽の音階とリズムでとり、
旋律部をブルースで奏でるという
全く違った文化背景のミックスから生まれて来たのがジャズで、
面白いのは旋律にアドリブを入れて
その場に合わせ自由に演奏しても
低音部がきっちり支えているので、
すっきり終わる事が出来る点で、
奇跡の音楽と言われるゆえんかと思います。
こうして既存の全く異なる2つの音楽がぶつかり合いながら
新しい音が生まれるというのは
人種の坩堝と言われる合衆国に於いても
そうそうあることではなく、
ジャズは唯一のアメリカ文化だと言う人もいるほどです。
確かにアメリカ料理と聞いて思い浮かぶのは
B.B.Qくらいのものです。
更に日本に至っては文化の融合は知る限りほとんどなく、
地域ごとに独自の文化は根強く生き残って今日に至っています。
お正月のお雑煮一つとっても、
地方ごとにそれぞれ違っているのは一例に過ぎません。
とりあえずこの辺でまとめたいのですが、
要するにアフリカ人労働歌と西洋音楽のミックスから
ジャズは生まれたという経緯の話ですが、
それと重ねて、霊讃歌はまさに信仰者の生活歌と思えてくるわけです。