
ムランガ教会はかなり田舎の奥まったところにあり、スプリングバレーを出発した翌日に到着しました。
高台にある教会から見下ろすと向かいの山の斜面から続く茶畑の風景に心が和みます。たぶんここは紅茶の名産地なのでしょう。
かつてこの教会の牧師であったマイナー先生は4年前に突然召され、あとを引き継がれたのが奥様であった現ルーシー先生です。

ルーシー先生には小学生のお嬢さんでマーシーちゃんがいらっしゃり、今は文字どうり母一人子一人の生活ですが、僅か数名の信者方と共に分け合い励まし合い、讃美と時には踊りをもって礼拝を心から楽しんでおられます。礼拝は心の慰めと平安を得る所であると改めて教えられました。
途中から信者方が突然踊りだしたのにはびっくりしましたが、講壇の方をみるとルーシー先生まで踊っています。
さらには太鼓や鐘の響きが加わり讃美と踊りが延々と続きます。地元の讃美歌あり、黒人霊歌あり、リバイバル聖歌あり、霊讃歌あり、終わってみれば礼拝は4時間に及んでいましたが、そこにはひたすら一心不乱に神を喜び讃美する聖徒たちの美しき姿がありました。