キリストが十字架につけられた場所はカルバリの丘(ゴルゴタの丘)と呼ばれています。夕暮れになりキリストの遺体はおろされ墓に葬られたと記されています。
「日既に暮れて、準備日すなはち安息日の前の日となりたれば、貴き議員にして、神の国を待ち望める、アリマタヤのヨセフ来りて、憚らずピラトの許に往き、イエスの屍体を乞ふ」マルコ15:42-43
これらを踏まえて再度4章6節を見て見ましょう。
「日の涼しくなるまで 影の消るまでわれ没薬の山また乳香の岡に行べし」
没薬(ミルラ)は十字架上のキリストの死を示しており、同時にそれは人類の罪を贖う犠牲となって神に捧げられた乳香でした。
そしてそれはカルバリの丘に於ける出来事でした。
「没薬の山また乳香の岡」とは正にこれが記されてから約千年後にキリストの十字架刑が行われた、カルバリの丘を指していました。
この聖句は人類を救う為の苦しみと、それに勝る愛の内から生じたキリストの決意の表れだったと言えます。