Cipresso of our church members

善と悪と

気温下降

今朝は曇っていて暗く雨も降ったり止んだりです。
気温は低く扇風機も要らないくらいで
台風が海上を通過してかき混ぜてくれたおかげなのか海水温が下がったのでしょう。

調整機能

基本的に台風は災害をもたらす為に誰からも歓迎されないですが、
もしそれが無ければ夏の暑さから来る熱風被害は甚大になっていたかも知れません。
自然界に於ける自動調整機能が働いた結果だとも言えるでしょう。

コルステロール

一見悪玉の様に思われているものが、実は必要なものであったという話は尽きません。
コルステロールも善玉と悪玉とに分けて呼ばれていますが、
実際はその反対だという医者もいます。

栄養源

コルステロールは栄養源となる油の塊ですから、それが血管を通って全身に送られなければ体は機能出来ません。
ガソリン無くして車が動かない様なものです。
ところがその栄養源となるコルステロールを悪玉と呼んでいるのですから、馬鹿げた話です。

ガソリン

ガソリンスタンドには給油中に溢れて車のボディを汚した際に、ガソリンをふき取る雑巾とクリーニング液が置かれています。
そのクリーニング液も実は油です。極端な話、洗剤はすべて油です。
油を使って油汚れを落としているわけです。

善玉

人間の血管内を通る栄養源のコルステロール、つまり油の塊、別名悪玉コルステロールは
血管内の壁にその残骸を残すので、それをクリーニングするのも油なわけです。
そっちの油は善玉コルステロールと呼ばれます。

メイン

つまり車をお掃除する洗剤は善玉で、ガソリンは悪玉みたいな話になってしまっています。
しかし、ガソリンは悪玉なので一切必要無しとなれば、車はピカピカでも走る事が出来ません。
人間もやたら血管内が綺麗でも、全身に運ばれる栄養が無ければ動けません。メインは悪玉と呼ばれる方にあるのです。

命名メディア

では一体誰がこんな誤解しやすい命名をしたのか、と言えばマスメディアです。
ルーツをたどるとNHKの作成した特集番組から始まったようです。
人には倫理上、悪という名前は付けないでしょうが、物質に一旦付けられてしまうと人々はそのイメージにとらわれてしまい、やたら悪玉コルステロールを下げたい為に栄養失調になるという場合が無きにしもあらずです。

過食時代

栄養の取り過ぎ時代なので、ある程度コルステロール値を抑えて正常範囲に戻しましょう、
と言っているに過ぎないはずが、
悪玉と聞くとゼロにしなくてはならないと極端にとらえる人がいても不思議ではありません。
誰しも健康について極端に偏った考えを持ったが為に体調を崩した経験はあると思います。いわゆる度が過ぎたのです。

読んではいけない

現に隣のおばちゃんは、一昨日、食べてはいけない食品という本のコピーをホッチキスで止めてこれを読むようにと持って来て下さいました。
夏バテなのか痩せこけて、食べる物がないと嘆いておられ、その直後また熱中症で病院へ。
むしろ読んではいけない本だったかも知れません。

逆もまた

これもバランスで、悪玉と世間から呼ばれているものが、
実はメインとして必要なものだったのです。
という事は、その逆もまた真なり、なのでしょうか。

By Shinichi Uema
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