
芸術の都
寒さが続いていて、今日は最高9℃、最低5℃
曇りの一日となっています。
東北の様に雪は降らないので、感謝です。
春夏秋冬、季節があるのは日本だけに限った話ではなく、
海外でも皆あるわけで、
北半球であれば、今は冬で、
春から夏へと続きます。
ただ日本の四季にはそれぞれに異なった景色があり、
風情があり、食べ物があり、生活スタイルがあります。
そうなると、海外何処へ行っても
そうそうあるものではなく、
日本は四季がはっきりしている、と表現されるゆえんでしょう。
反して何でもはっきりしているというか、
はっきりさせないと気が済まない外国に対して
日本は曖昧さを好むところがあります。
半世紀前の話になりますが、
その頃海外で圧倒的に売れたのはキャノンでした。
一眼レフカメラの話です。
とにかく原色の発色が綺麗で
何もかもはっきり、くっきり写すイメージがありました。
キャノンレンズは赤は鮮やかな赤に、青はどこまでも青に再現しました。
ところが日本国内ではニコンの評価が上で、
ニコンレンズで撮られた写真を見ると
どこか墨絵に色を付けた様で、曖昧な色なのですが、
例えば陽炎など、被写体によっては
幻想的表現描写が可能で、
その色の深さがどこまでも印象に残ります。
当時現役プロの写真家に会って、
ニコンで撮った作品を見せて貰ったとき、
川霧から飛び立つ鶴の姿に魅了されたのを覚えています。
鮮明なシンプルさはデザイン性を好み
曖昧な深さは芸術性を好むとするなら、
日本の四季はある意味、芸術そのものなのかも知れません。