
百年以上まえからあった、かまとと
今朝のSSDも無事に終えてほっと一息ついた後で
再度見直してみると、気になったのは「ぶりっ子」という言葉の使い方で、
勝手な思い込みで使った言葉であったかも知れないと反省しつつ広辞苑を見ると、
(「ぶり」は「ぶる」から)それらしく見せようとする態度が見えすいて鼻につく人。特に、かわいく見せようとする人。
広辞苑 p.17444
とあって、特に対象を男女区別していないので、どちらにも当てはまることになり、私もそういう意味で使ってはみたものの、
40年以上も前に流行った言葉なので、もうあまり知られていないようで、今は女性だけに当てはまる言葉と理解されているようです。
たしかにWikipediaの記述によれば、
ぶりっ子(ぶりっこ)とは、主に女性が異性の前で無知なふりをして甘えている、非力なふりをしている、わざとらしい女らしさ(愛らしさ、可愛らしさ)のアピールをしている(「猫を被る」と同義)と解釈した人間が、これに対し否定的な見解を示す際に使われる言葉。
Wikipedia
女性が、とあって今日一般的にはそう理解されているのでしょう。ただ私としては男のぶりっ子もいくらでもいる認識の下で語っているので、どちらかと言えば広辞苑の見解に近いです。
つまり「周りの評価で自分の価値を決めがちな人」のことで、それは止めましょうと言いたかったわけで、男女に関わらずすべての人は多少なりともこの傾向をもっています。
私自身に対しても(自戒を込めての意)、とビデオでも言っているので男女に関わらずです。
今日の集会をまとめると、周囲から好かれたいという思いの根底には否定的側面があり、それは理性の実が結んでいないからでもあります。
その場合、信仰面のみならず、人格面でも何かを変える必要があります。自分を受け入れる何かですが、そうしてもし自分を受け入れた結果、人を勇気づけ励ます事が出来たとしたなら、それが人と対等な関係を築けている証になると思います。
蛇足ながら、
江戸時代には「かまとと」と言う言葉が使われ、「カマボコ+とと」の意味です。
「とと」とは魚の幼児語で、カマボコを見たあるひとが「とと?」
とお尋ねになったところから出来た言葉だそうです。
けっして笑っちゃいけません。