窓枠のデザインが無い日本の洋風建物
予報は雨だったので、窓を閉めて寝たのですが、
部屋が暑すぎて夜中の二時に目を覚まし窓を開けて風を入れ
再度眠りにつきましたが、朝まで雨は降らず、今は小雨です。
それで今はすべての窓を閉めていますが、外は曇りで雨も時々降る状態。
窓と言えばローマ時代は窓に税金をかけたと言われますが、
ローマが滅んだのは税金名目の多すぎという説もあります。
当教会の窓を数えたら、トイレまでいれて18。
日本は建物サイズに比し窓が大きく多いのは光を取り入れようとするからで、
西洋は逆に遮断する傾向にあります。
イタリアあたりの家は見るところ、みな同じ形で揃っていて大きさだけが違っています。
寸胴の総二階で屋根の角度から色まで軒並み同じです。
そこからすれば日本の家は個性豊かな一方で、街というデザインの観点からは支離滅裂です。
しかし住宅の様な小建築物に個性を出す意味はあまりないのかも知れません。
その町の住宅を同じ材料でサイズ違いの同じ設計とすれば、建築の効率もコスパもあがり、
昔の武家屋敷ならずとも町に一体感が生まれる気がするのですが。
逆にマンションや大きな会社のビルなどは
個性的デザインを施して少し美しさを演出してもらえると良い気がします。
特に窓は大きなポイントで、装飾された窓枠があるだけで町の空気が変わると思うのですが。
窓の開閉から支離滅裂な話になりましたが、目は心の窓で、一度理髪店で剃毛際、亭主のかみさんがいきなり出てきて眉毛の下を剃ったのですが、鏡を見たらそれだけでかなり可笑しな顔にされてしまいました。
彼女は可笑しくないと強調したのですが。それが余計に不安を煽ってきました。
そう言えば最近あまり聞かれなくなった言葉になぜか社会の窓というのがあります。